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男性の育休取得率はなぜ低いの?他国の育休取得率と比較してみた

2児の父、ソラウタです。

ここ数年、話題になっている男の育休取得。私も2人目が産まれたときにGWや有休、会社の制度をフル活用してなんとか1ヵ月ちょっとの休みを取りました。

さて、そんな育休の真っ只中、ふと気になったことがありました。

そういや他の人たちってどのくらいの期間とるもんなんだろう・・・

話題になってると言っても、私育休何か月とりました!って話はあまり聞きません。妻のツイッターでたまにそんな情報が流れてくるくらい。

男性の芸能人が育休取得するのでお休みします!っていうもの聞かないですし・・・

話題になったからと言ってメジャーになったというわけでなさそうです。

実際今現在どの程度育休という制度が浸透してきているのでしょうか。

育休についての考え方

育休とは単純に育児をするために休むものではありません。

出産で疲弊している妻を助けるため、かつ育児をすることで父親になるための制度だと思っています。

1人目も大変ですが、2人目となると息をつく暇もなくなります。少しでも長い期間取る努力をすべきです。

出産後の母体の状況はボロボロでしんどい 産後夫はなにができるか
家事も育児も仕事という認識でいてくださいね

ソラウタ

日本の育休取得率は低すぎる

今回自分自身が育休を取得したことで、実際日本全体でどのくらい取得しているものなのか調べていくと、気になる記事がありました。

その記事によると、男性の育休取得率はたったの3.16%。

驚いたのは、その数字を過去最高と持ち上げ、ちょっとずつ増えてきてますよーと言っていること。

そんなんその年の生まれた子どもが多ければ微増しますよ。産まれた子ども達の多い少ないに関係なく高い割合を維持して初めて本当に増えていると言えるのではないでしょうか。

正直調べるまではなんとなく10%は超えているだろうか、なんて思ってましたが実際かなりかけ離れた数字でガッカリしました。

確かに計測し始めて過去最高かもしれませんが、こんな数字で最高なんて表現をして欲しくないですね。

ようやく3%超え、的な表現にしてもっと政府や企業にまだまだ出来ることあるだろうとプレッシャーをかけて欲しかったです。

参考 男性の育休取得率3.16% 16年度、過去最高 日本経済新聞

取得率だけでなく、育休期間も短い

調べていく中で、少し古いですがど真ん中を打ち抜いている記事を見つけました。

個人的に気になる内容があったので、抜粋します。

育休を取ったとしても、期間は短い。「1~5日」が4割、「5日~2週間」が2割と2週間未満が6割を占める。

育休取得者の割合はここ10年微増しているものの、その大半が1カ月未満という短期の取得者だ。

 

育児休業の取りやすさについて聞いたところ、女性社員で「取得しやすい」と答えた人は73.5%、一方共働きの男性社員の場合は、「取得しにくい」が86.3%に上る。

 

男性の育児参画に理解がある、ごく少数の職場では、エース社員型(恵まれた職場で、周囲から期待されている男性)、あるいはマイペース型(評価の低下を意に介さない、我が道をいくタイプ)は本格的に取得するようになっている一方で、大半の男性は取得したとしてもわずか数日、その他の圧倒的多数は育休を取得したくてもできない職場環境にある

参考 男性の育休取得が半減・・・背景に「パタハラ」執筆:イクメンプロジェクト委員 渥美由喜 氏

記事の中で、上司とのやりとりを取り上げでいるのですが、その内容は時代錯誤もいいところです。

育休を取ったとしても2週間未満が6割という部分

それって結構異常なことだと思います。

子どもが実際いる人達ならわかると思いますが、4、5日なんてなんもできません。

ママさんからしたら大した意味がない休みです。

今回私自身GWと2週間の育休を合体させ、3週間程度休む計画を立て休みましたが、それでも短いと思ってます。

そもそも産後母子ともに1ヶ月は家からでず安静にしていなさいと言われます。

それは母体の体力、免疫力が出産後ガタ落ちするから。戻るのに最低でも1ヶ月です。

産後いつから外出可能?母体へのダメージと回復スピードはどのくらいか

それなのに2週間未満ってアホか日本企業と思わないではいられません。

また、育休を取れるかどうかは周りの環境か、本人の性格ってそんなバカな話が当たり前だったのはもう大昔の話です。

恵まれてるか否かで取得の有無に影響がある、それはまだまだ中高年の子育てへの理解度が全くないからなのではと思います。

実際私自身、2週間休みを頂きたいと話したとき、上司や周囲の人間からはそんなに普通休まないでしょと言われて鼻で笑われました。

普通休まないってそもそもそれが普通じゃねぇしと心の中で毒付ながらテキトーに謝って休みを取った感じです。

私は後者のマイペース型なので取得しましたが、普通は気にする方が圧倒的に多いはず。その方たちは取得できてないのです。

ちなみに渥美氏の記事は2013年に公開されており、参考データは2012年度のもの。冒頭で上げている日本経済新聞の参考データは2016年度のもの。

取得率は上がっているとはいえ、子供がその年多く生まれたりとかなどの些細な変化で起こる誤差の範囲内にしか見えません。

環境がしっかり改善されていれば10%とか飛躍的に増えていくはずなのです。

他国の育休取得率はどうなのか

取得率が低いと言われているのは他国と比べてのことです。

では実際他国と比べどのくらい違うのでしょうか。

福祉先進国のノルウェーでは90%超、スウェーデンで80%超、ドイツでは3.3%だったのが今では27%を超えています。

やる気と本気があればなんとでもなるというのがはっきりわかりますね。

また、イタリアでは11%と低いですが、育休の制度充実を図っており今後上昇してくのではと期待されています。

アメリカは日本より育休制度については遅れていますが、FaceBookのマーク・ザッカーバーグ氏の育休取得宣言、Microsoftの育休制度の拡充を実施していこうIT企業が率先して力を入れています。

日本は国が決めても会社で制度を作っても、結局は本気でやろうとしていなく、体裁を整えるためにやっているようにしか感じることができません。



まとめ

 

まだまだ育休制度については遅れている日本。

国が遅れているだけならまだしも、企業や中高年の人たちの考えや対応も非常に遅れており古臭いままです。

実際私自身も文句や嫌味を言われながら休みととったのが現状。(しかも2週間だけ)

これから子どもが生まれる子育て世代にとっては笑い事じゃない話です。

産まれてから父親がどれだけ育児に参加するかで「父親」として意識が今後持てるかが決まると聞きます。

すなわち育休は休むのではなく、父親になるための期間でもあるわけです。

それを適当にしてきているので、今の中高年の人たちは父親になれていないんです。

 

会社で前例が居なく取り辛い、周りの風当たりがきつくなるかもしれない、などなど取れない理由はあるかと思います。

が、おそらく取れないのではなく取らないのではないかと・・・

いざ家族の身になにか起きたとき会社や周りの人間は助けてなどくれません。

だったら自分が傍にいて妻を支え子どもにミルクを上げたほうがいいです。

前例がないのであれば自分が前例になればいいし、風当たりがきつくなるような遅れたダメな組織の会社であれば頃合いをみて転職したっていいんです。

もう仕事が一番の時代ではないのです。

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