記 事 作 成 依 頼 承 り ま す

【日商簿記3級】独学でも合格する勉強方法を解説!~簿記の基本と仕訳編~

こんにちは。ソラウタです。

就職や転職にも有利になる資格の1つに、簿記検定がありますよね。

簿記検定の中でも一番認知度が高いと言われている日商簿記検定。

経理職以外の方でも、簿記検定を持っていると取引の流れを読み取る事が出来るのでとても役に立つ資格です。

 

今回は、仕事上、簿記の勉強が必要になった方、就職、転職に役立てたい方、日商簿記3級取得を目指して独学で頑張ってみよう!と心を決めた方が簿記のコツをつかめるような解説をしていきたいと思います。

 

簿記の資格について、独学の勉強に必要な参考書、問題集、電卓は別記事で紹介していますので、合わせて参考にしてください。

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まずは簿記の基本から

会社では1年に1度、決算を行います。

確定申告と同じですね。

 

その決算の時に使う書類を作るために、日々の取引を記録していく作業が簿記。

どの会社も同じルールで取引を記録していかないと統一性のない申告になってしまうので、簿記にはルールがあります。

 

会社版おこずかい帳、または家計簿のようなもので、取引や規模が大きくなる分、おこずかい帳や家計簿のように1冊にすべてを記録出来ないので、取引の分類ごとに帳簿を分けて記録をしていきます。

 

月ごと、期ごと、年ごとに締めて、全ての作業を集計し、最終的には決算時の資産や利益を一目で見られる表、「決算書」という書類を作るまでの処理ルールを簿記では学びます。



簿記の流れ

STEP.1
流れ ①
取引発生
STEP.2
流れ ②
取引が発生する都度、帳簿へ記録
STEP.3
流れ ③
月ごとに締めて集計
STEP.4
流れ ④
決算時に決算書を作成

このうち、流れ②~④が簿記の作業です。。

この基本の流れが簿記作業の大元になります。

貸借の覚え方

まず、簿記の基本ルールとして、帳簿は表になっています。

おこずかい帳や家計簿と同じように、日付、取引内容の詳細、入金、出金の欄に分かれています。

この入金、出金の欄ですが、会社の取引は、入金と出金だけではありません。

 

例えば、商品を売った場合、その代金の回収方法はその場で現金回収のみではありませんよね。

掛金として翌月以降に振込になる、小切手や手形で受け取るなど、現金で入金される場合のみではないので、帳簿には「入金」「出金」という言葉は使われていません。

 

代わりに「借方」「貸方」という言葉が使われています。

借方が左側、貸方が右側です。

これを「貸借」と呼んでいます。

簿記では、今あるものを左側の借方に、ないものを右側の貸方に記録する、と覚えてみて下さい。

 

簿記の作業は、基本お金が関わってくる作業ですので、この貸借が合わない、という事がありません。

締めの段階で、貸借の金額は、左右が必ずピッタリ合います。

逆に違っている場合は、その差額から違っている箇所がわかる事もありますので、貸借の金額がピッタリ合う、という事を忘れずに、本格的な簿記の作業に進んでいきましょう。



仕訳の解説

簿記の基本になる作業の1つに「仕訳」というものがあります。

「仕訳」とは、取引を分類ごとに分けて、記録していく作業です。

「仕訳」と「勘定科目」

仕訳には「勘定科目」というものを使います。

例えば、わかりやすく日常生活の例で考えてみます。

例題

ゴミ袋を1袋買いました。ついでに電話代を支払いました。すべて現金で払いました。

 

・ゴミ袋       100円

・電話代     3,900円

現金支払合計   4,000円

 

この買い物では、ゴミ袋が手に入り、使用した電話代を支払い、その支払いに現金を使った、という事になりますね。

ゴミ袋が1袋増えて、電話代が発生し、現金がなくなっています。

この流れを簿記では分類ごとにまとめて記録するために、「勘定科目」という用語を使って分けていきます。

 

ゴミ袋→消耗品

電話代→通信費

現金→現金

 

このように、買った物や水道光熱費、掛金、売上、仕入、建物など、今あるもの全て、取引の全てを勘定科目ごとに分けていく作業を「仕訳」と呼んでいます。

勘定科目には、現金のようにそのものが勘定科目になっているもの、消耗品や通信費のようにカテゴリに属するものがあります。

カテゴリ分けするものは、それがどのカテゴリに分類するか、を覚えていく必要があります。

 

勘定科目自体、大体、想像すればこの分類に入るだろうという予測はつきますので、それほど覚える事は難しい事ではないと思いますが、中には「償却」、「累計」など普段使わない科目もあります。

実際に仕訳をしてみよう

先ほどの例題で、実際に仕訳をしてみます。

 

例題の仕訳

借 方 貸 方
消耗品   100 現金 4,000
通信費 3,900

さてここで、なぜ消耗品や通信費を左側の借方に記録し、現金を右側の貸方に記録するのでしょう?

先ほど、簿記では、今あるものを左側の借方に、ないものやなくなるものを右側の貸方に記録する、と覚えてみましょうと説明しました。

 

消耗品(ゴミ袋)が増えたので、今あるものの借方に。

通信費(電話代)が費用として発生したので、今あるものの借方に。

そして現金がなくなったので、ないものとして貸方に記録します。

 

そうすると、左右の貸借の合計がぴったりと合いますよね。

これが仕訳のイメージです。

 

仕訳では、どの勘定科目が借方なのか貸方なのか、迷ってしまう事があります。

わかるものから順に記録していき、残った金額を消去法で埋めていく事も可能なのですが、出来るだけ科目の特性と記録しておく場所を覚えておくと確実です。

科目によっては少し強引な考え方になってしまうものもありますが、今あるものを借方、ないものやなくなるものを貸方、と考えると感覚として覚えやすいと思います。

簿記は仕訳が全ての基本となる

簿記の流れでも説明したように、取引が発生するごとに帳簿に記録していく事から簿記の全てが始まります。

最終的に、決算書では資産や利益を表にするので、お金と関連している取引のみを記録する事になります。

そのため、注文を受けただけ、など実際に売上があがっていない場合などは、帳簿のどこにも記載されません。

 

「売上を上げる→入金される」、「商品を仕入れる→来月支払をする」など、確定した取引のみが仕訳の対象となりますので、注意しましょう。

 

必ずどの取引にも仕訳があり、仕訳から各帳簿に転記していき、集計するという流になりますので、仕訳を間違えてしまうと以降の処理全てに間違いが発生します。

簿記の中で、一番の基本であり、最重要項目でもありますのでしっかりと理解していきましょう。

増加と減少、発生と消滅

簿記では勘定科目を大きく5つの仲間に分けています。

簿記の感情科目
  • 資産
  • 負債
  • 純資産(資本)
  • 収益
  • 費用

決算で作る表は2つ。

貸借対照表と損益計算書です。

 

貸借対照表には、資産・負債・純資産の集計。

損益計算書には、収益・費用・(利益)の集計。

 

が記載されています。

用語の説明
  • 資産とは・・・現金、預金、商品、建物、土地など財産的なもの
  • 負債とは・・・掛金、借入金など将来的に資産がなくなっていくもの
  • 純資産(資本)とは・・・資本金のこと(資産から負債を引いたもの)
  • 収益とは・・・売上や利息など、資産が増えていくもの
  • 費用とは・・・給料や水道光熱費、家賃など、会社やお店の運営にかかる支払のこと
  • 利益とは・・・収益から費用を引いたもの

 

大まかな用語の説明ではありますが、勘定科目を上の5つの仲間に分けて、取引を記録していきます。

これらの5つの仲間が増えたり減ったりする取引の記録を帳簿につけていくわけですよね。

 

簿記上では、資産・負債・純資産(資本)は増える事を「増加」、減る事を「減少」と呼び、収益・費用は増えると「発生」、減る事を「消滅」と呼びます。



勘定科目の増減と貸借の関係

資産の増減

資産は現金や商品、建物などの資産価値があるものを含むわけですが、例えば商品を現金で買うと、商品という資産が増えて、現金という資産が減ります。

これを仕訳すると、

借 方 貸 方
商品 100 現金 100

となります。

資産が増えると、商品が今ある事になるので借方に、現金はなくなってしまったので貸方に記録されます。

 

という事は、資産の増加は借方に、資産の減少は貸方に記録される事になります。

同じように、勘定科目の5つの仲間が、増えたり減ったりする事を借方、貸方に記録する事で表現する事ができます。

負債の増減

負債は商品を仕入れた際の買掛金や借入金を含みます。

本来であれば、資産である現金や預金から引かれるべきものですので、もともとないものとして考えるため、貸方に記録します。

 

少しややこしく感じるかもしれませんが、負債が増えると貸方、負債が減ると借方に記録します。

 

・商品を仕入れて、翌月末に現金で支払う契約をした時

借 方 貸 方
仕入 100 買掛金 100

・翌月末になり、現金で買掛金を支払った時

借 方 貸 方
買掛金 100 現金 100

最終的に現金で支払うため、簿記上では契約をした時点で資産を減らして経営状況を考えていかないといけませんよね。

買掛金は月日をかけて相殺となり、一時的に負債が増えたり減ったりするわけです。

純資産(資本)の増減

資本金は基本現金なので、現金があるものの借方に、その反対科目として資本金が貸方に記録されます。

ですので、資本金が増えると貸方が増え、資本金が減ると借方が増えます。

借 方 貸 方
現金 100 資本金 100

また資本金は、

資産-負債=資本金

で計算出来ます。

収益の増減

資産が増えていく売上や受取利息などは収益に入るので、収益が増えると、資産が増える借方と反対の貸方に記載します。

借 方 貸 方
売掛金 100 売上 100

費用の増減

営業していくにあたり発生する費用は、会社の資産である現金から支払われるものが多いですよね。

現金が減っていく反対科目にあたるのが費用になるので、費用が増えると借方に記載します。

借 方 貸 方
通信費 100 現金 100

利益

収益から費用を引いたものが利益になります。

収益-費用=利益

 

これはイメージしやすいのでわかりますよね。

それらをわかりやすく表している図が、以下の図です。

 

このように、勘定科目は5つの仲間のいずれかに入り、集計されます。



よく出題される仕訳

よく出題される仕訳を簡単に解説していきます。

売上、仕入

問題にヒントがすべて記載されているため、そのまま仕訳をすればいいようになっています。

問題:商品100円を仕入れ、代金は掛けとした。

借 方 貸 方
仕入 100 買掛金 100

 

問題:商品100円を売上げ、代金は現金で受け取った。

借 方 貸 方
現金 100 売上 100

 

その後、掛金を現金で支払う、受け取るなどの問題がセットで出る事が多いです。

 

問題:買掛金100円を現金で支払った。

借 方 貸 方
買掛金 100 現金 100

 

問題:売掛金100円を現金で受け取った。

借 方 貸 方
現金 100 売掛金 100

この現金科目が、手形になるのか、当座預金になるのかの違いはありますが、問題をよく読めばわかる範囲です。

注文を受けたという問題はひっかけ問題

仕入れ、売上げ問題に関しては、注文を受けただけでは売上になりませんので、問題にひっかからないように注意しましょう。

 

発送費について

売上げの時の発送費は費用ですが、仕入れの時の運送費は、仕入れにかかった費用として、仕入れ代金に含みますので注意が必要です。

現金扱いにするもの

小切手を受け取った場合、銀行に行くと現金にしてもらえるので、小切手の受け取りは現金科目を使います。

 

問題:売掛金100円を小切手で受け取った。

借 方 貸 方
現金 100 売掛金 100

小切手の他に、配当金領収書、公社債利札は現金扱いになります。

当座預金の扱い

普通預金とは違い、引出は小切手を使います。

問題に小切手が出てきた場合は当座預金で仕訳をします。

 

問題:買掛金100円の支払いのため小切手を振り出して支払った。

借方 貸方
買掛金 100 当座預金 100

当座預金口座の金額よりも多い金額の小切手を振り出した場合、当座借越を使います。

問題に当座借越契約を結んでいるという一文がありますので、差額は当座借越にします。

 

問題:買掛金100円の支払いのため小切手を振り出して支払った。当座預金残高は80円であったが、当座借越契約を結んでいる。

借 方 貸 方
買掛金 100 当座預金 80
当座借越 20

当座借越がある場合は、当座預金へ入金した際、借越を先に返してから残りを当座預金に入金します。

小口現金の清算

小口現金とは、日々の細かい支払用に、小口現金担当者が持っておくものです。

会社は小口現金の担当者に一定期間分の現金を渡しておきます。

小口現金の仕訳では、現金を小口現金担当者へ渡す仕訳、会社として小口現金を精算する仕訳が出ます。

 

問題:小口現金300円を小切手を振り出して担当者へ渡した。

借方 貸方
小口現金 300 当座預金 300

 

問題:小口現金担当者が文房具150円と交通費150円を小口現金で支払った。

仕訳はなし

 

小口現金は預金からお金を引き出して財布に入れておくようなもの。

小口現金の清算は、まとめて報告をした際に仕訳をすることになっています。

ですのでこの場合の仕訳はやりません。

 

問題:小口現金担当者より、文房具150円と交通費150円を小口現金で支払ったという報告を受けた。小口現金担当者に渡している金額は300円であった。

借 方 貸 方
消耗品費 150 小口現金 300
交通費 150

 

報告を受けたという文言がない限り、清算の仕訳はありませんのでひっかからないように注意しましょう。

手形に関するもの

手形には約束手形と為替手形があります。

約束手形

支払日を約束した日にちが書かれた手形が約束手形。2社間での取引です。

 

問題:商品300円を仕入れ、代金は約束手形を振り出して支払った。

借 方 貸 方
仕入 300 支払手形 300

 

問題:商品300円を売上げ、代金は約束手形を受け取った。

借 方 貸 方
受取手形 300 売上 300

約束手形の裏書

受け取った手形は裏に社名を書いて取引先に渡し、支払の代わりに使う事が出来ます。

 

問題:商品300円を仕入れ、代金は受け取っていた約束手形を裏書譲渡した。

借 方 貸 方
仕入 300 受取手形 300

 

約束手形の割引

手形に記載されている支払期日よりも前に現金に換えたい場合、割引をすると現金化する事ができます。

その際、当座預金にそのまま預ける事が一般的です。

 

問題:受取手形300円を割引、割引料30円を引いた残額を当座預金に預け入れた。

借 方 貸 方
当座預金 270 受取手形 300
手形売却損  30

 

手形売却損というのが割引料にあたります。

為替手形

少しややこしくなりますが、3社間で手形での支払関係を手形で処理します。

仕入れた代金を売掛金のある会社に手形で支払ってもらうやり方です。

 

問題:買掛金300円の支払いのため、売掛金のある○○商店を名宛人とする為替手形を振出し、仕入れ先に渡した。

借 方 貸 方
買掛金 300 売掛金 300

 

要するに買掛金と売掛金の相殺になるわけです。

為替手形の場合、実際に預金から引かれるお金も、受け取るお金もないため、為替手形が決済されても仕訳はありません。

 

また、為替手形を受け取った場合は受取手形、支払を引き受ける側になった場合は支払手形と同じ処理になります。

貸付、借入に関するもの

お金を貸したり借りたりする場合があります。

その際、利息計算が関連してきます。

 

利息の計算方法は、

利息=金額×年利率×期間(○カ月)/12カ月

 

借り入れた、貸し付けた、だけの場合は、そのままの仕訳になりますが、

借 方 貸 方
現金 100 借入金 100
貸付金 100 現金 100

 

返済の際には利息とともに受け取ったり支払ったりするので、利息計算をします。

 

問題1:○○商店は△△商店に現金1,000円を貸付期間4カ月、年利率3パーセントで貸し付けた。利息は返済時に受け取る。

借 方 貸 方
貸付金 1,000 現金 1,000

 

問題2:○○商店は△△商店から問題1の貸付金の返済を受け、利息とともに現金で受け取った。

借 方 貸 方
現金 1,010 貸付金 1,000
受取利息    10

 

利息計算

1,000×3%×4/12=10

 

また、手形で貸し付けたり手形で借り入れたりした場合は、勘定科目に「手形」が入り、

 

手形貸付金/手形借入金

 

となります。

株券に関するもの

株の売買については、有価証券という科目を使います。

売買目的で購入した株は、売買目的有価証券となります。

 

有価証券=株単価×購入株数+売買手数料

(売買目的有価証券)110(現金)110

 

また、株を持っていると、配当金を受け取る事ができます。

配当金は現金扱いとなり、受取配当金という科目を使います。

(現金)30(受取配当金)30

 

売却した場合は、問題に記載されている株単価×売株数で計算します。

未払、前払、仮払、前受、立替に関するもの

商品以外の取引で、即決済されない場合に使われる科目です。

それぞれの用途ごとに、以下の勘定科目を使います。

 

後払いした場合→未払金

後払いされた場合→未収金

内金を払った場合→前払金

内金を受け取った場合→前払金

出張費などを概算で払った場合→仮払金

不明の入金があった場合→仮受金

取引先の運送費などを立て替えておいた場合→立替金

給料のうち源泉税を引いた場合→預り金

 

すべて、のちに清算されるので、清算される問題とともに、出題される事が多いです。

商品券の扱い

商品券は、金券ですよね。贈答用などで使われる商品券ですが、よく考えればわかる問題です。

商品券を発行する、商品券を受け取る、他店の商品券を受け取る、他店の商品券を清算するという4パターンがありますが、問題に書かれてあるまま仕訳をすればいい問題です。

消耗品と消耗品費

文房具などの消耗品には、科目が2つあります。

資産として計上する消耗品、費用として計上する消耗品費。

 

何が違うのかというと、例えばコピー用紙を買った場合、消耗品としてなくなっていく分は経費ですので費用になりますが、残りも出ますよね。その残った部分はその時点では資産と考えていますので、勘定科目が2つに分かれています。

 

資産と費用、どちらで処理するかは問題に記載されていますので、問題に従います。

決算日に残っている分を資産の消耗品に振り替えたり、費用の消耗品費に振り替えたりして、当期で使用した経費を正しく処理するためです。

貸し倒れに関するもの

貸し倒れとは、取引先の会社が倒産してしまい、売掛金や手形の回収が出来なくなる事を言います。

 

問題:○○商店が倒産し、売掛金100円が貸倒れた。

(貸倒損失)100(売掛金)100

 

取引先がいつ倒産するのかわからないので、売掛金や手形を持っている場合、倒産のリスクに備えて何パーセントかを備えておく時に使う科目として、貸倒引当金があります。

 

貸倒引当金=売掛金、受取手形の期末残高×貸倒設定率

 

問題:売掛金1,000円の期末残高について、2%の貸倒引当金を設定する。

(貸倒引当金繰入)20(貸倒引当金)20

減価償却に関するもの

資産の中には、土地、建物、車、パソコン、机など、長期で使用できる固定資産があります。

固定資産は、使用していくにしたがって価値が下がっていくので、決算日に減価償却の処理を行います。

 

問題にすべての情報が載っていますので、計算して仕訳をします。

 

減価償却費=(取得原価-残存価格)/耐用年数

 

税金の支払いと引当金

固定資産税や自動車税など、経営上でかかる税金の支払いは租税公課という科目を使います。

 

個人の所得税の支払は、もちろん会社経費ではありませんが、簿記の仕訳には店主が個人の所得税を払うという仕訳が出てきます。

その場合、会社のお金で支払うので、引出金という科目を使い、資本から引くという処理をします。

決算仕訳

決算日には、当期分の経費などを正確に計上し集計するための調整を行います。

 

・未払○○、未収○○、前払○○、前受○○、有価証券評価益(損)

主に、家賃、利息、有価証券評価の問題がでます。

期末に計算し、期首に当期分の経費として振替仕訳を行います。

訂正仕訳

間違って仕訳をしてしまっていた場合、発覚した時に訂正仕訳をします。

間違っていた科目や金額を減らし、正しい科目を計上し直します。

 

そうする事で、間違っていた科目や金額は相殺され、正しく計上される形になります。



まとめ

簿記の基本と仕訳について、初心者の方でもわかるようなコツを解説してきましたが、いかがでしたか?

今回のまとめです。

 

・簿記では決算書を作るための共通ルールを学ぶ

・簿記は仕訳から全ての作業が始まる

・貸借の金額はぴったりと合う

・今あるものが借方、ないもの・なくなるものは貸方

・勘定科目は大きくわけて5つの仲間に分かれている

・仕分けの例

 

始めのうちは、覚える事が多いのでややこしく感じるかもしれませんが、パターンはほぼ同じです。簿記は仕訳が基本ですので、しっかりと理解して先の勉強に進みましょう。

 

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